探偵日記

7月 20

人のバイオリズムが狂う、或いは下がる。と、何をやっても上手くいかない。それは色んなことに通じるものだと思う。例えば、プロ野球の試合でも、何でもないゴロを内野手がトンネルしたことで、ピッチャーのリズムが狂い、それまでのピッチングが嘘のように打たれまくったり、しかし、これといって原因は分からないが何となくマイナス方向に堕落してしまうこともある。そんな時は、外出もせず家でじっとしているのが一番だが、「探偵」はそうもいかない。
2か月前、弁護士事務所を介して或る案件を引き受けた。依頼人から説明を受け、僕は安易に解釈し、瞬時に以降の調査の進め方まで決まった。ところが、いざ着手してみると大きな壁に突き当たり、以来、遅々として進まない。そうすると、悪影響なのか、別の案件も次々と頓挫しはじめハチャメチャになった。いきおいこちとらの機嫌も悪くなる。別件で、「マルヒをレストランで捕捉しました」家を出て、あっという間に失尾したが近くの店で見つけました。という報告だ。それはそれで、(ああ、よかったな)ということになったが、その後がいけない。「レストランをいつ出たか分かりません」という報告。日ごろ、調査員を怒らない僕も切れた。(馬鹿野郎、そんな間抜けな報告をしてくるんじゃあねえ)と、怒鳴ったら数日後、その調査員が「今月で辞めさせて頂きます」といってきた。その調査員は1年ほどいるが、これから。という矢先、「短気は損気。」昔の人はいいことを言う。