探偵日記

探偵日記 07月28日金曜日 曇り

今日も朝一番でクリニックへ。もう10日以上経過するが一向に回復しない。今年の夏風邪はしつこいいらしい。ただ、くしゃみと鼻水、咳だけで、体調全体はさほど悪化していないし、食欲もある。気分的に(飲みたくない、歌いたくない)のであって、要するに(病は気から)なのだ。
こうして事務所でぼんやりしていると、脈絡なく変なことを思い出す。数年前、やはり法律事務所を介して受件した案件だったが、依頼人の男性は体育会系のマッチョ。年齢は45歳ぐらいだろうか。交際している女性を調べてくれ。というものだった。何時も言うように僕は男性の意依頼人はあまり好きではない。(ただ最近はそうでもないが)聞いてみると2年ぐらい同棲し、妻との離婚話もやとけりがつき、さあ晴れて正式に夫婦になろうと思った矢先、バイバイされたらしい。その女性にとって、2年間は長かったようで、依頼人の「必ず離婚して君と一緒になる」という言葉が信じられなくなっていたようだ。
女性はアパートを出た後、実家に戻っていたのだが、お百度を踏んで説得しても「嫌だ」の一点張り。そこで、依頼人が考えたのは(他にいい人が出来たんじゃあないか)というもの。僕もまあそんなところかな。と思って調査を開始したが、予想通りいたいたいい人が。但し、男じゃあなくて××だった。僕は心から同情した。