探偵日記

12月 30

探偵日記 12月30日土曜日 晴れ

昨日はちょっと深酒したようで、頭が痛い。もともと下戸の家系の一員だから酒に強いわけはない。だけど、知り合う女性はたいがい酒豪で、中にはメチャクチャ酒癖の悪い人も居た。今の女房は知り合った頃、日本酒1升、ウイスキーボトル1本、ワイン3本という大変な酒飲みだった。最近はめっきり飲めなくなり、日本酒3合、ワイン3~4杯、焼酎2~3杯くらいでやめている。その影響で飲めない僕も無理やり飲まされて、最近は多少飲めるようになった。
また明日から5日くらいまで酒漬けになるだろう。-------

ではみなさま佳いお年をお迎え下さい。

探偵日記

12月 28

探偵日記 12月28日木曜日 晴れ

10時頃家を出る。空は快晴まさに日本晴れだ。阿佐ヶ谷駅のホームから美しい富士山が見える。いい国で生活している実感がわいた。昨日、最後の報告をすませて、事実上今年の仕事は終わった。まあ、来年に持ち越した案件が3件残ったが、いずれも難解な案件である。
但し、僕自身は30日まで予定が入っているので、本当に休めるのは31日から。でも、探偵は何が起きるか分からない。昔、元日の未明「これから行ってもいいか」と言う問い合わせが有り、会ってみると「妻が家でした探して欲しい」という依頼だった。というわけで、調査員らは元旦から仕事になったが不平を言うものはいなかった。(笑)

探偵日記

12月 26

探偵日記 12月26日火曜日 晴れ

今日は13時に「清澄白河」駅で弊社の顧問弁護士と待ち合わせして、江東区内のご依頼人のお宅にお連れする。本当なら弁護士事務所にお連れするのだが、依頼人が足が悪いと言うと先生のほうで「僕が行ってもいいよ」とおっしゃって頂いた。その後、14時過ぎに神田で、別のご依頼人と面談の予定。

結婚詐欺師 7

これで丸の内の弁理士Aの先行逃げ切りで終わるのか。昔「悪い奴ほどよく眠る」という映画があったが、この世には悪事を働いても公にならず密かにほくそえんでいる輩は多い。Aは今も、これから先も同じような手口で、たんに己の欲望を満たすためだけに、女性の心を踏みにじり続けるのだろうか。「許せない」ここのところ僕はAのことが頭から離れない。会う人ごとに、固有名詞こそ出さないもののAの行為を話す。聞くものは一様に「酷い先生だね」と言うが、一方で、(男女のことだからな~)とも。確かに世間でよく聞くことではある。しかし、自分の身に降りかかってきたことならどうするだろうか。もう20年以上前の事。僕の娘があるバイトをしたが「雇い主がバイト代を払ってくれない」と泣きついて来たことがあった。僕は早速調査に入り、調査員にその男の自宅に向かわせた。すると調査員から「しばらく帰って無い感じで、郵便受けはチラシで一杯です。」と言ってきた。続けて、「あ、所長何か手紙が来ています」と言う。僕は、(その手紙の封筒と中身コピーしてこい)と命じる。まあ、あんまり褒めた行為ではないが当時の探偵は乱暴だった。
その手紙を読んだ僕は早速その社長さんに会い(あんた、なかなかいい趣味を持ってるね。俺の事務所は2丁目にあるからたまには遊びに来いよ)と言ったら、すぐに未払いのバイト代を振り込んできた。社長さんが娘にこぼしたらしい「あんな怖いお父さんがいるなら先に言ってよ」と。でも、父親としては一安心した。なぜなら、彼の趣味は男だったから。------------

探偵日記

12月 25

探偵日記 12月25日月曜日 晴れ

何事もグッドタイミングといけばいいけど世の中そんなに甘くない。今朝、阿佐ヶ谷駅の中央線快速のホームに上がったら東京行が出た後。仕方なく反対ホームから立川方面行きに乗り、荻窪で地下鉄丸ノ内線で行こうと思ったら、また出た後、事務所に着きビルのエレベーターが1階に止まっていたので、上りを押して乗ろうと思ったら扉があかずスッと上がって行く。誰かすでに乗っていたらしくタッチの差で行かれた。それでなくても忙しいのに、少しづつずれている。

結婚詐欺師 6

僕の事務所は当然ながら顧問弁護士も居るし、相談役は、元、警視庁警視である。彼は現役の頃一貫して捜査二課に所属していた。いわゆる、知能犯専門で、詐欺、贈収賄、選挙違反などを扱った。僕とはもう35~6年の付き合いだ。その彼に、丸の内のA弁理士のことをちょっと相談してみた。(う~ん)とうなって、やはり弁護士と同じ意見に落ち着いた。さらに質問を投げかける。(じゃあ、彼の総合事務所の顧問先に嘘つき先生のことをばらすのはどうだろうか)彼がパートナーとなって所属する事務所は、錚々たる顧問先を抱えているらしい。相談役「それは威力業務妨害になるな~」と言う。その事務所がこのことによって失った信用の価格を大きく設定すれば、僕は莫大な損害金を支払わなければならなくなる。今度は僕が(う~ん)と唸る番。
それじゃあ、素人の女性を我がものにするためどんな嘘をついてもお構いなしってことか。僕は憤然として、(それは少し違うと思う。まあ、僕のような探偵ならいざ知らず、かりにも仕業の人である。言っていい嘘(そんな嘘があるのかないのか分からないが)と悪い嘘があるだろう。れきとした女房が居ながら、「独身です」ってよく言ったものだ)貧乏人や、知識のない弱者は、どんなことをされても「ごまめの歯ぎしり」で終わるのかーーーーーーーーーー

探偵日記

12月 24

探偵日記 12月24日日曜日 曇りのち雨とか

今日はクリスマスイブ。かって、良くアメリカの西海岸に行っていたが、この夜は凄まじかった。みんなが空にピストルを向けて実弾を発射させるのである。その頃、ロスでカフェを開いていた兄やその家族はそんなことはしなかったが、マンションの窓から恐る恐る見物したものである。当時、例のロス疑惑を担当したジミー佐古田と面識があり、その子分のロス新井と親しくしていた。或る時、彼に連れられて、銃器販売店に行った。ロス新井曰く「ユー何か欲しいもの有る?」と言って、ピストルを買って帰国するように勧められたものだ。もし、上手く持ち込めたら今ここに居ないだろう。

結婚詐欺師 5

昨日今日と丸の内のA弁理士先生どうしているのだろうか。連休でしかもイブの今日はさすがに自宅でくつろいでいるのかな。そして、暗くなれば怖い女房殿と赤いキャンドルの下で豪華な食事をするのだろうか。お得意の営業スマイルと長年培った嘘を、愛情を?込めてほとばしらせながら。いやいや、或いは他の女性と「100年後も今日と同じように君と一緒に居たいね~」などと言うのだろうか。とにかく良く分からない奴だ。探偵の僕はこう思っている。あ奴めは他にまだ数人の女性をたぶらかし週替わりでデートしているんじゃあないかと。B子さんの友人で、彼とB子さんのキューピットになった人の話「ねえねえB子、新富町の駅で何度か彼を見かけたよ」と打ち明けたらしい。
もしそうなら拍手したい。流石はA先生と。金も地位もある。加えて見てくれも悪くない。騙し放題である。ただ、来年、年明け早々、顔を隠して東京駅を降りなきゃあならない羽目にならないといいね。女は騙せても神様(間違った、探偵の目)は早々簡単にごまかせませんよ。--------