探偵日記

6月 29

探偵日記 06月29日木曜日 曇り

今朝、10日に行った半日ドックの結果を読んだ。肝機能、中性脂肪がペケ、その他は概ね基準値を下回って正常とのこと。ただ、心電図で異常が見られたとか、相変わらず膵臓に所見あり、などとなっていたが検査したクリニックがクリニックだけに全幅の信頼?は出来ない。何しろ、そこで「貴方は立派な糖尿病です」と宣言された僕のヘモグロビンの数値は6。6,4が境界というからまったく正常値である。友人の経験談。「手がピリピリ痛いので診察してもらったら帯状疱疹と言われ薬を処方された。それでも治らないので他の病院に行ったら、首の古傷のせいと言われ、2~3日薬を飲んだら良くなった」医師は点数稼ぎに薬を山のように出す。まったく何を考えているのか?関係するたびにそう思ってしまう。

探偵日記

6月 28

探偵日記 06月28日水曜日 雨

昨日、長年可愛がっていただいた社長の訃報を聞いた。1か月ほど前、暫く連絡を頂かないので、会社にご機嫌伺いの電話を入れたら、「静養中」とのことだった。早速お見舞いに。と思ったが、社員曰く「お見舞いいただいても対応できないので」と断られ、おおよその状況を推察した。伊勢丹からお見舞いの品を送り、ついでに、何度かお目にかかったことのあるお嬢様にお手紙を添えた。お嬢様のお話では、その数日後息を引きとったらしい。もう86~7歳だと思うがお元気な方だったのでショックである。昭和の終いか平成の初めごろ、小社の広告を見たという社長から「娘の結婚相手の調査をしてくれ」との電話があり、僕が飛んで行って受件したのが始まりで、以来30年にわたって親しくさせていただいた。勿論この間、何度かご依頼を頂いたが、むしろ個人的に交わった。毎週のようにランチの誘いがあり、僕もお返しに銀座にお誘いしたりした。資産家でなに不自由のない人だったが、人知れないお悩みもあったようで、極めてプライベートな相談もされた。年齢こそ違うが、気の許せる「最後の友」だったのではないかと自負する。ダンスがお好きで、カラオケも裕次郎を好んで歌っていた。身長があり、なかなかのイケメンだった。もうあの渋い声を聞けないかと思うと淋しい限りである。お嬢様は、「生前の父の希望で家族葬にしました。ただ今度納骨の際、ごく親しい人をお招きしてお別れ会を催したい。ついては、何時も父が探偵さん探偵さんと言っていた福田さんにも来ていただきたい」との由。家で僕のことが話題に上ることが多かったらしい。心よりご冥福を祈りたい。(合掌)

探偵日記

6月 27

探偵日記 06月27日火曜日 曇り

朝夕一時的に雨が降るそうだが、僕が家を出た時は大丈夫だった。独身の僕(ウソ)は出かける途中クリーニング屋さんに寄って、ズボン、Yシャツ、ベストなどを出して駅へ。クリーニング屋の主やその他の人たちは(可哀そうにあの年になって独り者か)と憐れんでくれているだろう。そんな妄想をしながら事務所へ。
昨日「総会屋」について書いたので、その続き。その後、商法改正で彼らの活躍する場所が狭まったが、当時は少し小才の効いたヤクザや右翼、そして興信所の調査員や探偵も競って仲間入りし、中には大物と言われ一世を風靡した者もいた。昨日書いた僕の先輩が師事したS氏も超のつく大物だった。総会屋とは、上場企業の株主に与えられた権利を行使し、その企業に物申す人のことを言い、彼らは、極端に言うと、その会社の株式1株を得て晴れて株主となり、色んないちゃもんをつけて「賛助金」と称す金員を受けるわけだが、例えば、ある企業の人事で、部長職の人を取締役に抜擢しようとして、とりあえず取締役会で決定。次に、株主総会で認証してもらう運びとなるわけだが、ここで総会屋さんの出番となる。仮に、その部長さんが銀座のホステスに入れ揚げていたとする。そんな噂を聞きこんだ総会屋さんが、株主総会の場で「異議あり」と叫んで、その部長の資質を問いただしたら折角の昇進も水の泡になってしまう。
したがって、前もって会社の総務課辺りにそれとなく匂わせておく。すると会社側は大慌てでもみ消そうとする。派閥人事がとん挫すればその派閥の首領は困るし、そんなことで総会が長引けば議長(代表取締役が成ることが一般的)の手腕に汚点が付く。とにかく、総ての議題に対し「賛成」とか「異議なし」の声に包まれて速やかに終わらなければならないのだ。シャンシャン総会。を実現するべく、僕も、先輩に日当を貰い、ただ拍手するだけの総会に何度か参加した。古き良き?時代だった。

探偵日記

6月 26

探偵日記 06月26日月曜日 曇り時々雨

6時半起床。7時に朝ごはんを食べて、8時前に家を出る。四谷からタクシーで待ち合わせのホテルオークラへ。地方から上京中のご依頼人と面談し、10時に事務所に戻る。ランチは週刊誌の記者とする予定。今週は企業の決算総会が相次ぐ。さぞかし東芝は荒れるだろう。「総会屋」がなりをひそめてずいぶん経つ。笑い話だが僕が調査の世界に入ってまだ間の無いころ、調査で某大手企業が入るビルに行った時のこと。入り口にずいぶん人が並んでいるな。と訝しく思いながら入ると、社員らしき男が、「あ、こっちこっち名刺は?ハイこれにサインして」と言うので、何が何だかわからないままに言われるとおりにすると、5,000円くれる。なんだろう?と思ったが、当時の5,000円は、ランチを食べて、夜にはキャバレーにだって行けるぐらいのもので、僕の住むアパートの家賃が月7,500円だった。帰社して先輩にそのことを話すと「お前、総会屋に間違われたんだよ」と言う。それも、その他大勢の部類の、いわゆる駆け出しのチンピラ総会屋と見られたらしい。その頃、興信所の調査員から総会屋に転向した先輩がいて、彼にもそのことを言うと「福ちゃん、調査員なんかよして総会屋になれよ」と勧める。聞いてみると、彼もまだなり立てだが、当時の大物総会屋Sの配下となったおかげで、黙っていても年間3,000万円程度の収入になるという。当時、上場企業は1,000社ぐらいだったように記憶するが、それらの会社から毎月定額の振り込みがあるらしい。経済観念に乏しい僕は、へ~。思ったが特に魅力には思わなかった。
数年後、或る筋から、僕が警視庁の総会屋の名簿に載っていることを知らされた。それによると、勿論最下位のランクではあるが(温厚、但し、調査能力あり)と書かれてあったという。あの日訳がわかっらず貰った5,000円のせいである。

探偵日記

6月 24

探偵日記 06月24日土曜日 晴れ

金曜日、予定外だったが友人に誘われてゴルフになった。コースは何時もの「ひととのやCC」友人二人は上手い噂をを聞いていた。そのうちの一人は慶應のゴルフ部出身とか。少々緊張した最初のハーフは42で回りバーディを二つとったもう一人の友人がダントツ。全体ではちょっぴり勝った。スタートが早かったので10時前にランチとなってビールを飲んだのがいけなかったのか、最初のロングでいきなりOB短いパットもはずして何と9 それでも気を取り直して何とか40台で回ったが、慶應のゴルフ部が本領を発揮。僕が少しマイナスで、もう一人の若い人の一人負けで1日を終えた。
東京に戻って床屋さんに行き、依頼人との待ち合わせまで2時間少々あったので雀荘に行く。21時、依頼人と別れ帰宅。寿司屋でちょとつまみ、カラオケスナックへ。結局この日は21時間起きていたことになった。
今日も予定があり、10時に事務所へ。ああしんど。