探偵日記

6月 03

探偵日記 06月03日土曜日 晴れ

久しぶりに土曜出勤。というのは、16時に依頼人と面談の予定があり、少々中途半端な時間になってしまったからだ。いわゆる「手持ちぶたさ」になってしまったにすぎない。喫茶店で本を読むという方法もあるが、それより事務所に居れば何か良いことがあるかもしれない。そう、新しい依頼の電話だって無いとは限らない。否、無いな~ その昔、僕が独立してまだ間の無いころ、タウンページ(当時は職業別電話帳といった)が宣伝の主流だった。まあ、特殊と言えば聞こえは良いが、変わった職業で、そうした方法しか思いつかなかった。だから都内の探偵事務所は競って広告を打ったものである。僕も小さく出したら思いがけない所から依頼の相談が入り、やがて受件に結びつき、エッと驚くような報酬を得たものだ。だから、事務所に居なければならなかった。誰も居ない事務所で清張を読みながら。

探偵日記

5月 31

探偵日記 05月31日水曜日 晴れ

朝家を出てからしばらくして、携帯電話を忘れたことに気付き大急ぎで帰宅。15分くらいロスをした。正午、来客があり、ランチはその人とする。まだ若い男性だがなかなか優秀な人物のように見える。馬鹿っ話をしながらひと時を過ごす。探偵志望というが、今のところ2足のわらじとか。何とかものになってもらいたいと思う。
新しい仕事が入った。女性の身元調査である。昨今この種の調査は難しいが、ご依頼人の強い希望は理解出来るので引き受けた。
15時半、別件で品川のほうのご依頼人と面談の予定。とりあえず調査は成功したが少々気の重い報告になりそうである。探偵はいろんなところで苦労する。

探偵日記

5月 29

探偵日記 05月29日月曜日 晴れ

今日からまた新しい1週間が始まった。明日にかけて真夏日になるとか。
数日前、調査の現場を見るため某所に行った。住宅地のそんなに狭くない道にちょっと停車して地図を見ていたら60絡みの男性が車に寄ってきて、激しく窓をたたき「今、障害者が来るから移動してくれ」と言う。こっちはすぐに了解した旨伝え発進しようと思っていたら、車の発進を妨害するように前に立ちはだかって「早くどけ」と、鬼のような形相で言う。僕が10年若かったら間違いなく警察沙汰になっていただろう。この人は何か大きい勘違いをしている。障害者に特権は無いはずだ。勿論、可哀そうだとは思うしそうした家族を持った人への思いやりもある。電車では必ず席を譲るし、道を歩いても「何かしてあげたい」とも考える。しかし、それは健常者の義務みたいなもので、必ずそうしなければならない。という法律は無い。「周囲の思いやり」にとどまる範囲じゃあないかと思う。障害者を持つと親は成長するものだ。
少し前のこと。ほぼ満員の電車に親子連れが乗ってきた。その母親のほう、いきなり、座っているご婦人に「この子はハンデがあるんです。その席を譲りなさい」と大声で叫んだ。ご婦人は慌てて立ち上がったが周囲には彼女より若い人たちが大勢いた。心から譲ったわけではないのだろう。その日、この男性をみて考えさせられた。もし「あ、今障害者を乗せた車が帰ってきます。ちょっと移動していただけませんか」と言われたなら、大切な1日、不愉快な思いをせずにすんだのに、まあ、色んな人がいる。

探偵日記

5月 26

探偵日記 05月26日金曜日 雨

早朝からの雨は次第に激しくなり、家を出るころは本降りとなった。嫌だな~休んじゃおうか。と、一瞬思ったが12時の来客を思い出ししぶしぶ支度を始めた。
11時過ぎに事務所に到着。約束の時間ぴったりに訪れた人と軽く打ち合わせをした後ランチへ。午後は床屋さんに行く予定。何時もは3週間程度で行っているが、今月は34日ぶり、だんだんかまわなくなった。

探偵日記

5月 24

探偵日記 05月24日水曜日 曇り

昨日朗報があった。実は我が家の皇太子「タイちゃん」(ジャックラッセル♂15歳)2年ぐらい前から人間と同じ,高齢者特有の咳や嘔吐のような声を出していた。家族は、まあ、ジジイだからだろう。そういえばぼくも同じような症状だ。などとたかをくくっていたが、或る時、(それってフェラリアじじゃあない)という疑問がおき、動物病院で診察してもらった結果、やはりただの爺さんということが分かった。
今夜はご依頼人との会食が予定されている。セレブな奥様で、友人の女性もご一緒とか。この人も良く存じ上げている人だがやはりセレブな奥様である。指定された店は何だか高級そうで今から気後れしている。お洒落な店で美人のセレブ婦人二人。いじられるのかな~