探偵日記


2020年09月30日水曜日 晴




昨日休肝日にしたので少し楽に起床。支度をすませて10時に新宿へ。今夜は顧問先の社長や幹部の方たちと銀座で食事したあと8丁目のポルシェビルに入っている高級クラブへ行く予定。自分だけで行ける店じゃアないので期待は半分。それと、今は何処もそうだが、極端にホステスが少ない。昨日会ったやはり銀座の超高級クラブのママも出勤前なのに化粧もしてなかった。




情けは人の為ならず。という言葉の意味は良く分からないが、今ままでも、相手に軽くかけた情けが逆目に出てほぞをかんだ経験は沢山有った。今回もそうだが、深い怒りを覚えたのは初めてだ。僕は、調査員の(もう大丈夫だからお帰り下さい)と言われたという言葉を聞き前述のメールを送った。M子は「ご親切にありがとうございました。これからもよろしくお願いします」と返信してくれた。あれほど怖がってこっそり逃げようとした男の元に、なぜのこのこ帰るのか?一抹の不安はあったが、M子は娘でもなけりゃあ妹でもない。究極のところ(どうなろうと知ったことじゃあない)のだ。数日後、警察から電話が来るまでは。




過日、佐倉署の刑事と話した時、M子とやり取りしたメールをすべて提出した。それを見た刑事は、「福田さんの部下が勝手にやったことではないことが良く分かりました」と言っていた。がしかし、45歳年下の女に逃げられそうになった古希の男は納得せず(何がなんでも福田を逮捕しろ)と言い張り、M子も警察の事情聴取に対し(あの人がそう言ってるんだからそうなんじゃあないですか)とどうでも取れるような供述をし、(自分は、探偵にそんなことを頼んだ覚えがない)という態度らしい。そこで、また改めて呼ばれたわけだが、僕はこう主張しようと思う(男の言い分を受理し立件してもらってください。その上で、公判に於いてすべてを明らかにして欲しい)と。




事務所の顧問弁護士と打ち合わせもすみ男とM子に対し「名誉棄損」で告訴し、莫大な損害賠償請求を行うつもりでいる。男は僕に対し電話で(あいにく外で受けたため録音は出なかったが)「俺は同和のトップだ。お前を殺してやるし、お前の事務所も潰してやる」と脅した。わが国が法治国家でなかったら、どっちが先に消えているのかな~同和がどれほどのものか分からないが「探偵」もおへそを曲げると怖いよ(笑)