探偵日記 2024.02.11


今日は紀元節(建国記念日)この日は必ず姉のことを思い出す。姉は[紀代]といって、まさに紀元節の紀をとって紀代といった。頭も良く綺麗な人だった。僕と同様に幼少期はめぐまれなかったが、グレた僕と違って、山口県立下関南高校をトップ合格し、青山に進んだ。卒業後OLをしていたが、日産の社員と結婚し男の子二人をもうけ、子育てが終わってから、僕の事務所を長らく手伝っててくれた。非常に経済観念もあり、安サラリーマン(ゴメン)の妻ながら、自宅の他にマンション二つ、8世帯入るアパートを1棟所有、さらに相当な預金もあったらしい。らしいというのも、姉は67歳で亡くなったから。生きていれば、今日で満83歳になる。大袈裟に言えば(佳人薄命、憎まれっ子世に憚る)姉弟だろう。今となれば、僕は、両親、祖父母4人、兄弟、叔父叔母全員失った。また、自業自得で子供達にも相手にされず天涯孤独(笑)となった。それでも、ケセラセラでまだ生きてる。生前、お利口さんの姉が良く言ってた(あんたの生き方はキリギリス、歳とって苦労するわよ)と。正解だった。やっと気がついた。😂 本当におバカさん。🤣