探偵日記

探偵日記 12月03日水曜日 晴れ

50歳を過ぎてから、日々時間の流れがまるで快速電車のごとく猛スピードで移ろってゆく。(あけましておめでとう)と言ったのがつい先日のように思えるのだが、気がつくともう師走3日、街にはクリスマスの飾りが目立ち、ジングルベルのメロディが聞こえる。12月という月は何故か気ぜわしい。何時もは暇な僕も今日から毎日のように予定が入っていて、それなりに充実した毎日である。したがって、麻雀をやる時間も短く、物足りない思いで雀荘を後にする。今日は、12時にジャーナリストのY氏と新橋のホテルのラウンジで会い簡単な取材を受ける。13時半、東京駅の喫茶店で地方から来る依頼人と面談。そのあと、新宿に戻って友人のTさんと、遅めのランチの予定。夜は、明日のゴルフに備え早めに帰宅するつもり。

今朝、3時にタイちゃんに起こされた。(なんだ、早いじゃあないか)と文句を言ってみたが聞く耳持たず。尻尾を振って、散歩、散歩と催促する。仕方なく夜の明けやらぬ阿佐ヶ谷の街に彷徨い出る。自然の毛皮を着た彼は元気一杯。僕は震え上がった。