探偵日記

探偵日記 10月16日月曜日 雨

昨日のゴルフコンペ「サンサン会」のスタートから雨。1日中傘をさしてのプレーだった。とにかく弱虫の僕は雨や風、寒かったらもうダメ。スタートホールドライバーを大きく左に曲げ林の中から第2打を打った。その後も方が回らず、いわゆるプッシュアウト。得意のショウートアイアンまでが左方向に流れバンカーに掴まった。しかし、雨が苦手なのはみんなも同じ、かなり悪いスコアにも拘らず、ボード(このゴルフ場は各カートにメンバーの成績を表示する画面がついている)上では2位か3位の位置にいる。みんなのハンデを計算すると優勝も夢じゃあない。午後、ドライバーを修正していい感じに。ところが、20センチのパーパットを(お先に)と言って打ち、これを外して、また流れが悪くなった。仕事もそうだが、ここ。というポイントがあって、それを上手く乗り切らないと空気が変わってしまう。昨日のゴルフはまさにそれの繰り返しだった。
現在、事務所の運気を下降させる案件が3件ある。50年近くやっていると受件する際何となく感じるものがある。最初に(嫌だな)と思った件は後で手こずることが多い。それでも1件は何とか土曜日にけりがついた。原因は依頼人が提供してくれた情報が違っていたのである。だからといって依頼人に苦情を言うことは決してない。何故ならば、依頼人とて徒に調査を長引かせても得は無いし、依頼人自身も判らない場合が多いからである。終わってみて(な~んだそうだったのか)ということになる。
もう1件は半分以上僕の判断ミス。(こういう方法で調査を進めればいいだろう)と思ったが、未知の世界の調査対象が独特な世界で閉鎖的。担当の調査員も苦労している。3件目はむずかる幼子のお守りをするような仕事。でも可愛いから(誤解のないように断るが立派な男性)何とかしてあげたい。と思っている。これからその人と会う予定。