探偵日記 10月13日 日曜日 晴
昨夜は夜遅くなって風雨が激しくなった。
朝起きて窓を開けると嘘のような晴天。まさに、「台風一過」の様相である。テレビでは各地の被害の様子を繰り返し報道している。やはり、近くに川があったり崖があると危険度は増すようで、東京の中心に近い我が家は(守られている)感じである。郷里の同級生からも緊急連絡は来ない。日本海を望む崖の上の我が家は無事らしい。数十年に一度。という大嵐でもびくともしなかった。注文した建築会社が優秀だったこともあろうが、大昔、そこに集落を作った先人の知恵のたまものである。目の前が玄界灘の小灘「響灘」後ろに山が連なっている。それでもしっかりしていて、がけ崩れなどの心配は少ない。建ててもう30年近い。あと何回帰れるか分からないが、故郷に自分を待っててくれる家があるのはうれしい。
今夜は、阿佐ヶ谷のカラオケスナック「歌ごよみ」という店のお別れ会とか。老々男女が集うらしく、充分資格を備えている僕も誘われたので参加する予定(笑)