2022・03・20 日曜日 多分☀
明日は阿佐ヶ谷のゴルフコンペ(サンサン会)当日だから、え、それって不倫5の続きを書いておこうと思う。
え、それって不倫 6
午前6時、ようやく二人がラブホから出てきた。調査員和久田の報告、「12時間ですよまいりました。マルヒは放心したような顔で男につかまらなければ歩けない感じでよろよろしてました」その後、マルヒはJR八王子駅で車を降り中央線で阿佐ヶ谷まで戻り徒歩で帰宅した。子供たちを学校に出すギリギリである。 それから早速相手の男?の身元を洗う作業に入った。今は、個人情報保護法とやらで自由に公簿、すなわち住民票や戸籍が取れない。ただ、本件の場合、弁護士も歴とした理由があるので大いばりで請求でき、役所もケチをつけずに出さざるを得ない。やがて、八王子のマンションに住む女性の住民票が届いた。同居人はいない。僕は、フィットネスクラブを経営する会社に女性の「在籍確認」をした。居た。年齢は32歳。本人確認をした結果写真の男、じゃあなかったマルヒの相手が彼女である事実に相違なかった。俗にいうレズだったのだ。数日後、事務所にやって来た依頼人に報告書を見せ(奥さんの相手は女性でした)と報告した。依頼人は絶句したが何も言わずに帰っていった。
註)民法には(婚姻した夫婦は配偶者以外の者と性行為を行ってはならない)とある。また、浮気は、民法709条710条により不貞行為または不法行為とされ、浮気をしたほうは「不法行為者」となり、相手は「共同不法行為者」とされ、損害賠償の対象となる。したがって、妻の相手が男性でなく女性であっても二人の行為は法に触れることとなる。 本件の依頼人が妻や相手の女性に対しどんな態度で処理をしたか分からないが探偵の僕にとって忘れられない案件の一つになった。