探偵日記

6月 21

探偵日記 06月21日水曜日 雨

梅雨だからしょうがない。今朝から僕の一番嫌いな雨が降っている。正午から夕刻にかけて「道路が川のようになるくらい降る」と、NHKの予報士が言っていた。子供の頃は、養母が、こんな日は「今日は休めどうせ嫌々行ったって頭に入りゃあせん」と言った。生来怠け者の僕は、それでも、(そんなんでいいのかな~)と考えるふりをして、ぐずぐずしながら結局休み、養母と花札をして遊んだ。いっとき花札に興じ、それにあきたら次は読書。僕的には、当時子供らが欲しがった「冒険王」などの漫画が見たかったのだが、買ってもらえず、仕方なく養母と同じ「読切小説」とかいう本で、大菩薩峠などの時代小説を読んで過ごした。本好きは73歳の今も変わらず、2~3日に文庫を1冊読む。
大人になってからは趣味も様変わりして、麻雀、ゴルフ、クラブ活動、カラオケ、読書、小旅行、となり、歌舞伎町を徘徊する毎日である。

探偵日記

6月 20

探偵日記 06月20日火曜日 晴れ

一昨日の「サンサン会」当月優勝は成らず、総合優勝に止どまった。例によって、午前中は誘眠剤の影響か、やることなすこと上手くいかず、ハーフ終わったところでもう目は無くなった。しかし、彼らが優勝すると僅差で僕が2位に落ちてしまう。その3人と一緒に回っているから複雑だ。中に一人、彼が準優勝でもまずい。ところが、その人は早々に脱落。あとの2人は健闘している。但し、上位は無関係な2人。午後、僕はいきなりバーディ。途中つまらないミスをしたがあわや30台を出そうな勢い。しかし、仮に39で上がってもハンデが厳しく上位にはいかない。次は(にぎり)が気になる。終わってみたら、またも(ああ、あの1打が)と悔いの残るゴルフになった。

昨日月曜日、千葉県大多喜町に行った。江戸初期、本多忠勝の居城「大多喜城」の残る町である。仕事の関係で古い友人を訪問し、旧交を温めた。僕より4~5歳年上だがいたって元気で記憶もしっかりしていた。当時の仲間の話に花が咲き、あっという間に帰る時間となった。息も帰りもバスで、東京駅から一直線。片道1時間20分少々で往復できた。

探偵日記

6月 16

今日はお昼ぐらいまでゆっくりしよう。と思って、朝ごはん食べた後、ベッドで本を読んでいたら、前触れも無く見張り番が部屋に入ってきた。そして、「ねえ貴方、高子が調子悪くて休むって言うのよ。誰か事務所に来るかしら」と言う。調査員らはは朝早くから現場で張り込んでいる。(君は?)と聞くと、「私も休みたいのよ」だって。もう一人の女性も病気がちであてにならない。しゃあねえな。というわけで早々にしくをして事務所に来た。要するに、「くノ一」3人がダウンしたわけだ。信じられな~い。何時も言うが、僕は風邪を引いたりお腹が痛くなったりして仕事を休んだことは一度も無い。73歳になる今日まで最低限の健康体は維持している。先日、杉並区の定期検診で半日ドックで検査してもらった。まだ結果は届いていないが多分何もないだろう。但し、決して過信しているわけではない。それなりに十分用心して生きているつもりである。
昨日故郷の友人から電話があり、2歳下の幼友達が亡くなったという。僕らの家は海岸までピッチングの距離。子供の頃はふりチンで走り回って遊んだ仲である。「連絡行きませんでしたか?」と言われたが、知っていたら駆けつけたであろう。癌で入退院を繰り返した後のことだった。さらにその友人が「淋しい葬式でした」と言った。最近は田舎でも「家族葬」なのか。数少ない親族と同級生数人が来たらしい。ひょうきんな男で、下関の工業高校を卒業し、東京の日本無線に入った。その2年前に上京していた僕や、電話をかけてきた友人らと付き合いは継続し、結婚式にも出席した。しかし、結婚するとすぐに山口にUターンし小商人となり、町議選に出て当選するなど完全に根を下ろしたようだった。略奪されたような形で片田舎に連れて来られた細君はこれからどうするんだろう。まあ、子どもたちはそれぞれ自立しているようなので思い残すことは無かったかもしれないが、まだ元気で歌舞伎町をウロウロしている僕に比べれば、いかにも早すぎる死である。(合掌)

探偵日記

6月 14

探偵日記 06月14日水曜日 曇り

今朝は3時半にタイちゃんに起こされる。早く寝たので苦にならず散歩に出た。霧雨の中、高架下へ。途中、リードのかけかたが
不自然なので、いったん外した途端逃げ出そうとした。彼が若いころなら逃走されていただろう。しっかり抱き留めてかけようとするが激しく抵抗する。家にいるときは寝てばかりの老人。じゃあなくて老犬のくせに、リードを足に入れようとすると噛みつく有様。何とか正常にかけて散歩を終え帰宅する。
今朝は早く事務所に着いた。さすがに9時台の電車はメチャクチャ混んでいる。いざ乗ろうとしたら全く入り込む隙間もない。特に、100キロはあろうかと思われる女性が立ちはだかって、僕の乗車を阻む。それでも、足を片方だけ入れられる隙間を見つけようやく乗る事が出来た。乗ってみると中間は空いている。何時も思うが、どうしてみんな乗った途端動かなくなるのだろうか。

探偵日記

6月 13

探偵日記 06月13日火曜日 曇り時々雨

昨日また失敗してしまった。午後2時、ご依頼人と待ち合わせして面談中携帯が鳴った。明日午後2時に約束した人だ。依頼人に断わって出ると「あのう、お待ちしているんですが」と言う。僕は(ええ了解です。明日の2時ですよね)と言うと、「いいえ今日のお約束なんですが」と言われ驚いた。今目の前にいる依頼人は先約である。Wブッキングしたのか。勿論すぐに謝罪して、(今、打ち合わせ中なので終わり次第ご連絡いたします)と言って電話を切った。1時間ほどで面談が終わり件の人に電話をかける。向こうは向こうで、仕事中に電話をしたことを詫びるが、悪いのは僕のほうの可能性が高い。しかし、手帳を見てもその人との約束は明13日になっている。73歳の僕よりうんと若い先方が間違うはずはない。丁重に詫びて、今日の2時に訪問する約束が出来て危機は回避できた。
最近加齢によるミスが多い。日曜日のゴルフに行く途中、横着をして運転しながら缶コーヒーを飲んだ。カーブを曲がるとき手元が滑って、ズボンの上に大半をぶちまけてしまった。僕は最近ゴルフの時は真っ白なズボンと決めている。普段でも白いズボンにジャケットという組み合わせが好きである。しかし、この日に限って黒いズボンをはいていた。おかげで、コースに着いた頃は乾いてシミが目立たなかった。コーヒーだから良かった。もしハンドルだったら空を飛んでいたかもしれない。これからは十分注意しようっと。