探偵日記

探偵日記 6月13日金曜日

昨日は人間ドックで1日かかった。今年は通常の検査に加えガンの検査も増やしたので、何時もより時間を要した。毎度のことだが病院というところは嫌なもので、近年特に腹立たしく思うことが多い。長さ10メートル位のカウンターが有って、受付で身分を証明するものを出せという。次に、すぐ横の係りに、「ご身分を証明するものを見せてください」と言われ、年甲斐も無くかっとしてしまった。その女性達の間は2メートルも無い。隣で保険証を提示している僕の様子を見ているはずなのに、(今横で出して見せていたでしょう)と抗議すると、「申し訳ございません。担当が違いますので)とこう来た。その病院のマニユアルではそうなのかも知れない。しかしである。何と無駄なことをする、否、させるのか。「融通」という言葉を知らないのだろうか。まあ、彼女達にそれを強いている上司の頭が悪いのだろう。

近年、といってもあの悪法、個人情報保護法が出来てから社会全体が閉鎖的になった。現に、自分達の目の前で、その人の顔を見ているのに2度も3度も(本人確認)をする必要があるのか。これが、階が異なり部署が違うのならまだしも、僕はその病院から送られてきた書類一式を手に持ち話をしている。この病院は2年前、僕を糖尿病と認定した。僕の血糖値は120~140、ヘモグロビンとやらは、6,1。糖尿病の境界は6,6なのにである。加えて、血圧も高すぎるとして、大量の薬を出す。ちなみに、僕の血圧は上が130前後、下が75~80でほぼ安定している。処方箋を見た調剤薬局の薬剤師さえも「これは変ですね、飲まないほうがいいですよ」というほどである。総合病院の待合室はお年寄りだらけである(勿論僕もその中の一人なのだが)散々待たされて大量の薬をもらって、嬉々として帰ってゆく。誰かが言っていた。(病院に行くと、病気にされる)って。正にその通り。

今朝は4時40分に散歩に出る。爽やかな気持ちの良い朝だった。しかし、それでも雨が降るとの予報。正午過ぎ、事務所にいると雷鳴が鳴り響き、窓を開けてみると豪雨になっていた。