探偵日記 03月01日木曜日 晴れ
夜半、目が覚めると激しい雨の音。予報通りか。と、思いながら再び寝入る。朝7時40分階下から朝食の支度が出来たという連絡があって下りて行く。相変わらずの朝の行事である。こんなことを後何回したら一巻の終わりになるのだろうか。まあ、僕は最低でも88までは生きるつもりだから5000回少々。まだかなりの回数が残る勘定だ。そういえば今日知人のお子さんの高校の卒業式らしい。4月には大学の入学。こうして前途洋々の人も居れば、朝ごはんの回数を数えてため息をつく老人も居る。島倉千代子じゃあないが、まさに「人生いろいろ」だ。