8月23日(木曜日)処暑

昨夜勉強会のあと少々飲んで帰宅。昼間は猛暑だが、流石に夜ともなれば風は涼やかで秋の気配。あっという間に季節は移り、僕の嫌いな冬がやってくる。

今日は暦の上では「処暑」暑さもおさまる頃。なのだが、とんでもない。益々暑くなりそうな感じである。

僕は何時ものように、7時半の目覚ましで起き、すぐに朝食。そのあと少しゆっくりして事務所に。今夜は、日本橋の社長と会食の予定。帰省した時に求めた故郷の特産品をお土産に17時に訪問する。社長は、ゆうに80才を超えているはずだが、ガールフレンドが4~5人居て、京都や大阪に女性同伴で小旅行をくりかえすなど、人生を謳歌している。しかも、皆さん美人ばかり、本当に羨ましい限りである。僕がお世辞半分で、(一人分けてくださいよ)と言ったら、本当に紹介してくれかねない有様で、期待半分、少々閉口気味である。

社長と僕の違いは歴然としている。方や資産家で大金持ち。僕はといえば、毎月妻から渡される微々たるお小遣いでやりくりする有様。勝負にならない。(笑)

最近よく考える。来年古希を迎える僕は、60歳を超えた頃からめっきり老け込み、トンと女性に縁が無くなった。お金の無い中年なんて、ゴミみたいなもの。飲みに行ったお店で自嘲気味に言うと、ホステスらは、「そんなことないわよ福田さんはまだ50代でしょう」とくる。彼女たちのそんな見え透いたお世辞を聞きに、僕は今日も歌舞伎町を徘徊する。あ~あ。