探偵日記 06月28日 日曜日 雨のち曇り
気まぐれな僕のパソコンが今夜は機嫌がいいみたいで、すんなり立ち上がったので久しぶりに「探偵日記」を書こうと思う。
僕はこれまで本当に色んな人と交わってきたけど、理解不能な人、分からず屋、欲の深い人、あっさりした人、相手の気持ちを理解できない人、心優しい人とそうでない人、すぐに怒りだす人、その人がどうして怒ったのか分からない人、傲慢な人、様々だ。今日、出がけに家の近くの古本屋に立ち寄り(お金は要らないから本を引き取ってくれないか)と言ったら、「じゃあ古紙屋にでも引き取ってもらったらどうですか」と言う。その店は(古本買い取ります)と宣伝しており、出張して引き取りに伺います。とも言っている。我が家の古本は決して古いわけではない。ほとんど新品同様で、手放すのが欲しいようなものもある。なのにである。
そこで僕も大いに反省した。最近、わけのわからないことを頼んでくる依頼人が多いし、話だけで実際の依頼に結びつかないことも多い。短気な僕はつい、つっけんどんな応対をしてしまったりする。相手に不快な思いをさせることは断じてしてはならない。とは思うのだが、僕の優しさや思いやりを理解できない人もいる。今日は沢山淋しい思いをした。