探偵日記

探偵日記 03月23日月曜日 晴

今日は09時30分、ゴルフのレッスンに行き、150発打って、あ~あ疲れたから寝ちゃおうかな。と思っていたらご依頼人から「今日会えるか」との連絡があり1時間ベッドで横になって約束の場所へ。
1時間半話し合い、別れて間もなく「上の決済が下りた」との連絡を受けた。ちょうど困難な案件がかたずいたところでグッドタイミングで新しい依頼が入り(よき日)となった。
だからというわけではないが、やはり顧問先の役員を誘い歌舞伎町食事をして帰宅した。明日は、長野県佐久市に行く予定である。

新宿・探偵事務所 3-23

誰かが言った。(探偵は人の不幸に立ち会う職業である)と。まさにその通りで、調査はハッピーエンドの結果はあまりなく、少なくとも、スタートは依頼人のマイナス要素を含んだところから始まる。
今回調査も、依頼人の言葉をその通りに解釈すれば、たんに、(ある人物の実態調査)である。しかし、依頼人の深層心理を知れば、この上なく厄介で、責任重大なものであろう。(母を死に追いやった人が憎い)マルヒの感情はそこに落ち着く。そしてまず、その矛先は父親に向けられたが、父親が全てを認めて謝罪したとは思えないので、次に、倍増し怒りが不倫相手の井口夫人に向けられたことは想像に難くない。いっぽう、夫人はマルヒに抗議され、自分と相手男性の密かな関係をすべて知られたことを悟ったものの、夫人はともかく相手の男性が夫人との関係を解消しようとしなかった。これは、女性としては嬉しい誤算というか、思いがけないことだった。・・・・・・・・・・