探偵日記

探偵日記 6月9日月曜日晴れ

とりあえず晴れと書いたが、午後は急変するとか、かんかん照りの中、傘を持って家を出る。

昨日はサンサン会の予習を兼ねて、ひととのやCCの月例に出たが、悪条件を想定し、競技とはせずたんなるハーフコンペ形式となった。予想ははずれ、午前中は曇り、午後も途中から降られたが傘をさすほどでもなく、まあまあのコンデション。当日が誕生日のラボールの吉村さんと、後の二人は初対面だったが楽しく回れた。スコア?聞くだけ野暮。(笑)

人は何故調べられるのだろうか。不倫を働いている夫が、妻に不信感を抱かれ、やがて(そうだ、探偵を雇って調べてみよう)と思い立ち、その結果、夫は、知らない連中に付回され、動かぬ証拠を掴まれて妻から小言を言われる。だけで治まれば良いが、場合によってはお白州(法廷)に引き出され吟味されてしまう。また、会社が取引先に不安を感じ、相手会社の経済状況が知りたくなって興信所に調査を依頼する。しかし、全く見に覚えがないのに調査の対象者にされてしまうケースもあって、探偵もン?何でこの人を。と訝しく思うこともある。勿論、受件する際に、調査をする目的や必要性を聞くのだが、時々、依頼人はウソをつく。(笑)

大昔のこと、依頼人は自分をマルヒに置き換えて調査を申し込んできた。これなど可愛いもので、調査が終了した後、(こちらが依頼した形跡を一切消してくれ)と言ってくる場合もある。そのために、探偵業法では、「報告書やその内容を悪用しない」という誓約書を書かせることが義務付けられている。