2025・08・25 月曜日 ☀
今日は阿佐ヶ谷に友人が来てある現場に案内することになっている。そのあと、友人とお茶をして事務所へ。その友人が本を書いて出版するという。その原稿を見せてくれと言って預かってコピーをした。読むのが楽しみである。昔、カラオケの第一興商が「今に世界が歌いだす」というキャッチフレーズで売り出したが、まさに今その通りの世界になった。猫も杓子も、老いも若きもカラオケボックスやスナックで歌っている。同じように、「出版」をする人も増えていると思う。今に誰もが「作家」になるんじゃあないかしらん(笑)
先日の続き 依頼人の悲鳴を聞いた僕は打ち合わせ通り部屋に飛び込んだ。そしてそこで見た光景は一生忘れないだろう。上品で美しい依頼人は夫にのしかかり、物凄い形相でネクタイを締めあげながら「助けて~」と叫んでいるのである。呆然と立ちすくす僕を見て、夫は「君が探偵か、よく見たまえ、この女房はキチガイいなんだよ。真面目に勤めに出る僕を疑って・・・」次の日、集金を兼ねて再び田園調布の豪邸を訪問。すると、昨日のことなど何もなかったように、にこやかに「お疲れ様」と言いながら支払ってくれたが、その後、「ねえ、あなたのあそこ見せて下さらない」と言ってにじり寄ってくるではないか。僕はなだめながら(奥さんどうなさったのですか?)と聞くと、数日前、包茎の夫を手術させたが、術後、最初にソープランドに行った。という、僕も、まあ、お金も頂戴したし、からかい半分で(その手術ってどうするんですか?)なんて聞いたのがいけなかった。その結果、見せろ見せないの押し問答になった次第。僕も悪かったが、美しい奥さんもちょおとおかしいんじゃあないかな。と思いながら帰途についた。「探偵」もいろんな経験をする・・・・