探偵日記


2025・11・28 金曜日 ☀




7月から公私ともに何となく多忙である。そして気がつけばお歳暮や年賀状の時期となり、あと3日もすれば12月。やらなければならないことが山積で何から手を付けていけばいいのか分からない。ただ、おけげで(自分という人間がいかにぐうたら)ということを思い知った。切羽詰まらなければなにもしない。遊に走る。まあ、そんなことは昔から分かっていたと思う。臭いものには蓋をして嫌なことからはとにかく逃げる。そのくせ、決して後悔はしない、悩まない、苦にしない。どうしようもない性格である。それでも、何故か?と考えることはある。その1、育ててくれた叔母が悪い。理由は、「お前は男の子だからそんなことはしてはいけない」と言ってなにもさせなかった。その2、基本、頭が悪い。理由は、物事を深く考える能力に欠ける。無責任。どうだー(笑)




調査のあれこれ 1




僕は昔から(この世のトラブルは男と女とお金が原因で起こる。これに、犬や猫が絡んでくることはない)と思っているし、周囲にも話している。ご依頼人が最初は単に経済的なトラブルのように言うが、調査を進めるうち、男が、或いは女性が登場する。そして突き詰めていくと、ご依頼人の本当の目的は交際相手のことだった。ことが良くある。男も女も知り合って間もなくの時期は相手の歓心を得るため無理をして、場合によってはお金も使う。ところがひとたび関係が悪化すると使ったお金が惜しくなって(返せ)となる。しかし、蜜月の最中に「ねえ、借用書を書いてくれない」なんて言おうものなら(ああ、君の気持はその程度なの)と言われて、以後相手にされないことが多い。僕は子供のころから叔母に「人にお金は貸すな。仮に貸したとしても決して戻ってくるとは思うな、あげたと思え」と教育された。最近、或るおばさんが近所のスナックで知り合ったイケメンを相手に1億円返せ。という裁判を起こしたが、「根拠が無い」として敗訴した。当たり前である。僕はこのことを聞いて、おばさんの依頼を受けた弁護士が悪い。と、思った。