探偵日記


2026・07・24 金曜日 ☁




10時、事務所に着く。昨日より今日のほうが暑いようだ。クーラーをつけ暫く外で待機。月末ともなればメールボックスは請求書の山、部屋は涼しくなったが別の意味の汗が噴き出す(笑)まあ、あと1週間あるから何とかなるだろう。考えてみると、昭和46年、神田駅前で独立してから50数年、思い悩むことはただ一つそればかり。ただ、不思議なことに何とかなって過ぎている。しかし、いい時代もあった。僕の場合、バブルが崩壊した平成4年頃から好転し、信じられないようにお金が入った。バカな男は金を持つと何をするか分からない。歌舞伎町二丁目を走り回ったものだ。かって妻が言っていた「貴方、お金が無くなるか体を悪くするかどっちが先かしらと」と。平成2年から30年余り狂ったように遊んだ。結果、先にお金が無くなった。




依頼人 2-2




早速マルヒYの尾行調査を開始。青山の会社を出たマルヒは六本木のレストランに入った。ちょっと高めで有名な店、調査員は入るには入れず表で待機。かなり大きな店なのでどの席で誰と会っているのかもわからない。やがて、若い女性と出てきたマルヒら二人はロアビル向かいのビルに入る。いわゆる同伴出勤である。ただ、二人の様子は「特に親しいように感じられません」と、調査員の感想だった。事務所で待機していた僕は、当時の遊び仲間Hを誘い調査員が張り込み中のビルに直行。(初めてだけどいい)といって店に入った。当然指名の女性は居ない。僕は適当に、(まだ客の席についていない向かい側所在無げに座って居る子を場内指名した)店側も(どこの誰か分からない客では不安だろう)と思い、支配人と横に座る女性には名刺を出した。勿論「探偵」のそれではなく、広告代理店の営業部長のもので名前は本名にしたものである。その後、マルヒを尾行、広尾の高級マンションの部屋を確認して、当日の調査を終了した・・・・