探偵日記 9月15日木曜日 雨のち曇り
11日の日曜日もそうだったが、昨日も100パーセント雨を覚悟で臨んだゴルフだったが全く降られず気持ち良くプレー出来た。良い時と悪い時が
交互にしかもはっきりと出た1日だった。例えば、ショートホールでニアピンを2つゲット。後続の者たちは「なんだ福田はずいぶん調子良さそうだな~」と恐れる。ところが、何でもないところでつまらないミスを犯しトリプルボギーかなんかやってしまい、つくづく自分のバカさ加減を悔いる羽目になった。今週の日曜日は何とか上位を目指したいと思う。
某中堅企業の社長が不倫をした。妻は小唄の師匠で大勢の弟子を持ち日々優雅に暮らしているが、最近夫の生活に不審を抱いた。もう特に愛情があるわけでもないのだが、あまり勝手なことをされるのも気持ちのいいものではない。というわけで「探偵」の出番となった。調査はさほどの緊張もせずあっさりと結果が出た。そして、不倫相手は三人居た。マルヒは85歳。相手の女性は上から58歳、46歳、一番若いのが34歳、面白いことに三人とも猪年とは。さあこれからどうする。依頼人は「今住んでる家さえ貰えば別れてやる」と息巻いているが、たかが家というなかれ、田園調布の一等地800坪に250坪の家屋、駐車場は5~6台はゆうに停められるし、トイレが5つある。貧乏探偵の僕は何度お邪魔しても邸内で迷子になってしまう。---------------