探偵日記 9月16日金曜日 曇り時々雨
昨日は久しぶりに銀座で飲んだ。7丁目のすし店「〇久」でつまんで8丁目のクラブへ。しかし、すし店もクラブもその後行った店も閑古鳥が鳴いていた。帰りは何時ものポーター「宍戸」さんに送ってもらい帰宅。首都高の代々木付近を100キロのスピードで疾走。彼は若いころレーサーになりたかったと言うだけあって腕は確かだ。少々怖い思いをしたが5分ぐらいは早く着いたかな。(笑)
今日は定期検診の日。駅前のクリニックで採血と採尿を済ませて事務所へ。待合室はジジババでぎっしり。医療費が41兆円を超えたとか、さもありなん。聞くともなく聞いていると、80歳ぐらいの老婆が同じようなお年の婦人と話している。「ねえ、この頃〇〇さんお見かけしないわね~どこか悪いのかしら」まるできみまろのギャグみたいで思わず笑ってしまった。
探偵が受ける調査も多種多様である。最近は、結婚調査とか身元を調べる人事調査は弊害が多くなるべく引き受けないようにしている。しかし、僕が若いころと違って「変な人」は急増している。結婚をしたいと思っても、企業が採用を決める際にも、或いは、何か取引をしようとする時も相手が良く分からないまま進めると取り返しがつかないことになりがちである。こうした時の調査料はそんなに高いものではないが、ひとたびトラぶってしまうと場合によっては高額の費用を負担しなければならない。だから僕は何時も言う「調査は転ばぬ先の杖ですよ」と。