探偵日記 07月25日木曜日 晴
もうつゆは明けたのかな?と思わせるような朝の空。今日もスクールへ。12時20分、事務所へ戻る。今日は給料日、でも僕は貰えない。なぜか、働きが悪いわけでも、前借をしたわけでもない、このところ事務所の成績もまあまあ。しかし、給与なんてそんな大それたものはいらない。第一、お金をもっても使い道が無い。やせ我慢するわけじゃあないが最近物欲を含め(何かが欲しい)という欲望があまりない。きちんと仕事をし、時間を作って2^3時間好きな麻雀が出来て、暗くなったら安酒場で馴染みの人たちと肩を寄せ合って焼酎が飲めればいい。洋服も、もうとっくに10年は着ているだろうものをとっかえひっかえ着まわしている。じゃあ、すっかり枯れたのか?否。昨夜、銀座のとあるクラブに行った。数人のホステスに囲まれ「おしゃれな方、素敵、ストライブのシャツに水玉のネクタイなんて普通の人は出来ない」なんて山のようにお世辞を言われ(つかの間の恋をする)
このところの僕の最大の関心事は「終活」である。といっても、10年以上先のことだろうけど何故か気になる。残りの人生をどう生きるか、どういうふうに死ぬか。もうこの年になって面倒くさいことは嫌だ。気持ち良く暮らし、例え瞬間でもいいから幸せでいたい。それなのに、巨人は今日も負けちゃった。・・・・・・・・