探偵日記


2021・09・29 水曜日 晴




台風が接近しているようだが幸い今日は好天気。珍しく予定があるので良かったよかった。本日は自民党の総裁選挙の日、13時から高輪のホテルで投票が行われる。永田通の僕は(ウソ)1回目で決まらず河野太郎と岸田さんの決戦になり、最終的には岸田総理誕生で終わるだろう。と思っている。河野さんは毛並みはいいし最近顔を売っている。しかし、国民投票ではなく狭い永田町の中でおこなわれる派閥闘争なのだから。                               昨日の続き、                                  ルノアールで面談している高齢の男性は(まいったな)という表情で、こんな場合どうしたらいいんでしょうか?とすがるような眼で聞いてくる。もし彼が逆の立場だったらどうするだろうか。確かに2億円は庶民感覚では軽い貸し借りの話ではない。(借用書を書いたとか、それらしい話の時録音なんかされなかったの)と聞いてみた。「いいえ、彼女は一度も貸すなんてことはいってないし僕も借りたという認識はありません」と答える。ところが女性は弁護士を通じて返済を求めてきた。ああ、これは探偵の出る幕じゃあないな。と思った僕は何人かの弁護士に連絡をし、ちょうどつかまった先生のところに連れて行った。弁護士曰く「日記とか備忘録のようなもので作成したようだけど、これが債務になるんならみんな債務者になり債権者になれる」ただ、女性も(かわいさ余って憎さ百倍)嫉妬と未練がなせる業でしょう。本心ではないとしてもこうして訴えを起こされた以上無視して放置すると、こんないい加減なものでも確定されてしまう。こちらの意思をはっきりと先方に伝える必要があるし、それでも訴訟を起こしてくるなら応じなければならない。あなたは理不尽に思うかも知れませんが災難と思って覚悟を決めなきゃあなりませんよ。と諭すように言った。