2022・04・01 金曜日 雨のち曇り、午後は晴
9時半事務所に着く。昨日の結果を電話で報告する。みんな😞さらに、やっと入ったと思った依頼案件も(少し待ってくれ)という連絡が入り二重に失望する。人生なかなか思うようにはいかない、めげずに耐えよう。
探偵の不倫
やがて1週間が過ぎ調査も終わった。報告書を作り終えたところで依頼人に連絡すると「家に来てくれ」とのこと。勿論承知して調査員の車で向かう。ただ、少々気が重いのは報告する内容が乏しいからだ。依頼人は夫の女性関係を疑って頼んでくるのだが、そうした事実がないのは喜ばしいはずなのに、探偵としては充実感が無い。まあ、これも変な話だが無いなりに多少疑わしい場面があったほうが(調査をきちんとした)証になるような気がするからだ。特に今回のマルヒは全く面白くなかった。6日間、判で押したような行動だった。可笑しかったのは、家を出る時間、帰宅の時間数分のずれもなくさらに、駅で電車を待つホームの位置も変わらないという。結論は(素行は極めて正常)であった。 そんな無味乾燥な報告書をもって依頼人宅へ。ところがその後が大変だった。チャイムを鳴らし玄関で待っているとドアが開き依頼人が顔を覗かせ、おいでおいでをする。(では失礼します)と言いながら玄関に入って仰天した。依頼人はピンクの、体の線が手に取るようにわかる透けたネグリジェを纏って妖艶な微笑で迎えられた。(何なんだよ)さすがの僕も唖然としたが精算してもらわなければならず、誘導されるまま部屋に踏み入った。和室なのにグランドピアノがでんとおいてあり、しかも布団まで敷いてあった。ーーーー