2023・06・16 金曜日 ☀
昨日はよく降ったが今日は晴天の朝。気持ちよく事務所へ。一昨日、岐阜県の陸上自衛隊の施設で見習い隊員が上司を二人殺し、一人に重傷を負わす事件があった。犯人はまだ入隊して僅か2か月半だという。理由は(文句を言われた)らしい。25歳の隊員は将来を奪われ、52歳は加えて、残された家族の生活や人生を大きく狂わされた。ニュースを聞きほとんどの人は(何故?)と思ったに違いない。いくら今の若者が切れやすい。といっても、言語道断で言葉も出ない。ただ、例え訓練とはいえ入隊してももない少年に、簡単に人を殺傷できる銃を持たせた側にも問題があるような気がする。単に、使い方を教えるのなら空砲でも良かったのではないか。大昔、妻に家出された自衛隊員から所在調査の依頼を受けたことがある。何度か面談する過程で、彼は、自分のことを「武士」だと言った。その時は、な~るほど。と深く考えなかったが、今思えば、そのくらいの意識で(国を守る)と自負していたのだろう。しかし、現代の若者に、そんな高尚な意識を求めるのは無理だろう。遊び感覚、といったら怒られるかもしれないが、三食付いて、規則さえ守っていれば、いい給料がもらえて、2年後除隊したら(自衛隊出身)という箔も付く。その程度の若者の理解を超える叱咤激励は通じないんだろう。そして、僕の思考の先は「日教組」の罪悪に行き着く。