探偵日記

探偵日記 09月04日月曜日 小雨

9月最初の月曜日。小雨の中、9時過ぎに家を出る。10時前事務所着。
土曜日、東京女子医大病院の呼吸器内科で診察を受けた。2ケ月間、夏風邪だと思い薬局の薬やクリニックから貰う風の薬でしのいできたが、診察の結果、「喘息」の初期症状のようだった。まあ、最初は風邪だったのだろう。僕のようにアレルギーを持っているものはなりやすいらしい。考えてみれば、僕の姉は酷いアレルギーで蕎麦を食べると死に至る。お互いに山口県のうどんで育った僕たちは東京に来て初めて蕎麦を口にした。僕は何でもなく今は1日一食は蕎麦であることが多いが、姉は新婚旅行で伊勢志摩に行き、一泊目の旅館で出されたそば饅頭を食べて救急車を呼ぶ騒ぎになった。以来、蕎麦は一切口にしなかったのだが、或る日、ランチに冷麺を食べて死にはぐった。なんでも、器の底に微量のそば粉が付着していたらしい。医者曰く「貴女の場合うっかりじゃあすみませんよ」との由。その姉は喘息もひどく、二男もまた重症だった。父親も寒くなると足にじんましんが出来るなど家系的なものらしい。というわけで、痛風、糖尿、高血圧、鼻炎、に加えてまた一つ「喘息」が加わった。あ、もう一つ忘れてた、(無類の女好き)これもどうしょうもない大きな病気である。