探偵日記 07月19日金曜日 未明
およそ1ヵ月ぶりのブログ。この間、WIの電波が悪いとかで更新が出来なかった。今は、自宅の自分の部屋で、眠れないままに。なぜ眠れないのか？これはきわめて個人的な問題だからここでは省略するが、齢を重ねるとそれなりに苦労があるもので、老探偵なりに思い悩むことが多い。例えば、誰かに、そうした思いのたけを吐き出せれば少しは楽になるんだろうか。答えは「否」であろう。もっとも、僕の悩みなど他人が聞けば愚にもつかないことばかりかもしれず、言うだけ恥の上塗りになるだけだろう。
最近、75歳になって、人並みに「終活」を考えるようになった。すると、これまでに生き様が途方もなく劣悪で、反省してもしきれないぐらい後悔する。仕事、事務所、家庭、何もかも僕的には過渡期のようであり、（すべてが解決することがあるのか）と、暗澹たる思いに陥ってしまう。
ただ、皮肉といえばそうかもしれないが「探偵稼業」の後始末を考え始めた途端、調査依頼が殺到して、目の回るような忙しさである。ゴルフではないのに、1日1万歩以上歩くことが多く、良く体がもつなあ。と不思議に思ったりする。
だから、趣味の麻雀も満足にできず雀荘に顔を出しても3～4回、時間にして1時間から1時間半しか出来ない。しかし、これも不思議なもので慌ただしくやるのに勝ってしまう。と、まあ、結論から言うと、適当にストレス解消はちゃっかりしているのである。