探偵日記


2022・03・24 木曜日 ☀




09時30分事務所着。弥生三月もあと7日,桜が咲きほころぶ頃に新しい月になるだろう。今日は15時に大きな会社を訪問予定。昨日、トップから電話があり「次の仕事の打ち合わせに来い」と言われた。どうやら前回の仕事を認めてくれたらしい。僕としては、或る程度のサービスはしたが十分な調査結果とは思えなかった。反省しつつ新規のご下命を有難くお受けしたい。




不倫の形 1




毎回言うように不倫の種類や形も様々で、双方の家庭というか夫婦関係が崩壊、或いは形骸化している場合もある。これは、それぞれの配偶者が互いに無関心でいるのだから、或る意味、大っぴらというか、これ見よがしにしないまでも自由に出来る。ただ、当人はそう思っていても案外相手は幾ばくかの執着を持っているかもしれないので慎重に進めたほうがいい。では、そんなことならいっそのこと正式に離婚して再婚したほうがよりいいのではないかとも思うのだが、決してそうではない。僕の友人の回顧談、「女房が愛想をつかして出て行った途端、不倫相手に対し愛情が失せた。結局彼女とも別れちゃった」と。探偵の僕的にはこう思う。不満だらけの女房でも家のことをちゃんとしてくれているからこそ男は外で好き勝手なことが出来るんじゃあないかと。しかし女性は少々異なる。ひとたび嫌と思ったら後戻りできなくなり(一人になって清々した)と思うようだ。手前味噌だが、(だから男は可愛い)んじゃあないかな(笑)・・・・