探偵日記


2022・04・24 日曜日 曇りのち☂




今日は午後2時に依頼人と会う予定。デパートで手土産を買って事務所へ。お菓子を買ったら店員が「手提げ袋」どう致しますか?と聞く。有料で20円だという。六法全書くらいの四角いものをそのまま持って帰るのか。猛烈にはらがったたが(そんなことを聞かずに用意してよ)と応じたが、この頃は大手のデパートもプライドが無くなったようだ。




奇妙な依頼人 5-1




それから半年ぐらいたった或る日、部長代理殿から電話がかかる。会社へ伺いましょうか?と聞くと「いや、プライベートだから喫茶店にしてくれ」と言う。18時、指定された喫茶店に行く。依頼の内容は(妻子の住む家を出て女性と暮らし、やがて結婚しようと約束をしたが、最近彼女の様子が変だから尾行して欲しい)ということだった。聞くと、(君も知っているあの子だよ)と。僕が絶世の美人だと思った女性だった。(なんでこんな男と)と思ったが勿論口には出さず受件した。部長代理は胴長の短足、顔はいかついがチキンハート。絶えず周囲の様子を窺い力のある上司につきまとっている嫌な奴。それでも、大事な顧問先の人だからと早速調査を始めたところ数日で結果が出た。ーーーー