探偵日記


2023・09・22 金曜日 🌥




朝出るときは降ってなかったが一応傘は持った。そんなところも年を取ったかな~と思う。今までは、ケ・セラ・セラなるようになるで、に毎にも特別な用心はしなかった。そのお陰で失敗も数え切れないぐらいある。しかし、それもこれも(我が人生)今更悔やむことはないと開き直っている。ただ、今さらだが分かったこともある。それは、(人の心の不可思議さ)である。人は、己が窮地に陥ったらとんでもないことを考える。ということで、その時改めてその人の本質が垣間見える。普通何事も無ければ思いつかないような醜い発想をするものである。僕は、幼少時より養母にきつく言われたことがある。例えば、男子たるもの何らかの事情で不幸な状況になった時こそ本当の価値が現れるものである。とか、人にお金を貸したら、貸したと思わず返済を期待するな。とか、人の悪口は絶対に言うな。など、幼子には理解できないような内容のことをよく言われた。現在、これらを守れているかどうか甚だ疑問だが、男子として最低の見栄は張って来たと思っている。