探偵日記


2025・12・28 日曜日 ☀




今日は日曜日。年末で特に予定もないが大ぴらに休める曜日は違った安心感がある。というわけで、ゆっくり起きて、まず駅前の食堂で朝ごはんを食べて🚿をし、定番の昼カラオケに行く。その前にちょっと嫌なことが有った。厄介な依頼人とのやり取りで、事務所は命じられるまま、というか、それ以上のことをしたのだが、調査員が苦労の末に撮ったマルヒの写真を見て「全くの別人だ」という。田舎の一軒家から出てきた人物で間違いはないと思うのだが、依頼人が違うというのだからそうかもしれない。さらに色んな説明をして再び問い直すと「本人に間違いない」と言う。(じゃあ費用のほうをお願いします。)というと、「写真の人物が本人だという証拠が欲しい」と。さらに、「福田さんは写真の人物と言葉を交わしましたか」と言う。僕は(探偵は対象者と接触しない)と言うと、じゃあ費用は払えない。とのたもう。完全に嫌がらせの世界である。その後、やり取りの末に(じゃあ、裁判所でお目にかかりましょう)と言うと「了解です」との返事。年末、本年最後の仕事でケチがついた。変人?否、狂人?実際に、裁判所から郵便物が届くとびっくりして払うくせに困ったものだ。こんな依頼人ともう30年付き合っている。探偵も辛いよ(笑)