探偵日記


2026・06・22 月曜日 ☀




朝9時、採血のため何時ものクリニックへ。途中、知人と会う。どうしてこんな所に居るの?と聞くと、杉並区長選の応援だとか。そんなことを進んでやるような男じゃあないのにと思ったが、何か世間の義理でもあるのだろう。帰りにはもう居なかった。クリーニング屋に寄って支度をして事務所へ。     今日は何かと忙しい。1時、伊勢丹メンズの8階のカフェで依頼人(にはならないだろうが)ご婦人と面談の予定。3時、事務所で別の依頼人と会い、6時、銀座で食事会(クラブのママの誕生日)。その後、そのママの店に流れることになるだろうが、生憎僕は9時に仕事絡みでの予定がある。多分顰蹙を買うだろうが仕方ない。




探偵調査の記憶 1-3




その日から調査開始。僕は腰が軽い。といってもしょっちゅう転ぶわけではなくフットワークが軽い。ということで、仕事も時間の許す限り早く着手する。まあ、その頃は、調査員も20数名いて機動力もあった。勤務先で張込を開始するとマルヒは定刻に出てきて大通りを駅のほうへ歩きとある喫茶店に入った。小さな店だが変則的な作りで奥のほうは見ずらくなっている。一足遅れて入るとマルヒは居ない。アレッと思って奥を覗くと、居たいた。二人掛けの席にマルヒと肉感的な女性が会話しているのが見えた。依頼人の言うような象さんがお化粧したような人じゃアなく、僕ぐらいの年齢の男ならそそられるだろう独特な魅力を備えていた。                                    僕は、マルヒの相手を確認したところで役目を終え、あとは調査員らに任せて、一目散に歌舞伎町へ・・・