探偵日記


2026・06・20 土曜日 ☔




今日は一日中雨らしい。雨が苦手の僕は朝から憂鬱である。家を出て、本を忘れたことに気づき引きかえし、銀行でその本を忘れてまた引き返す。駅前の蕎麦屋に行くも開店前。あゝ、今日はついてないな~。と、思い、外出を控えようかと思ったが床屋さんに予約しているのでそうもいかない。蕎麦は新宿駅の立ち食いで食べ事務所へ。この後、13時に清澄白河の床屋さんへ。




探偵調査の記憶 1-2




事務所のドアが開き、事務の多佳子の(いらっしゃいませ)と言う声と同時に、受付から(所長××さんがいらっしゃいました)と、多佳子とともに、くだんの依頼人が僕の部屋に入ってきた。少し前に小田急ハルクで購入した高価な応接セットで対面すると、見かけとは真逆の物言いで「全くうちのバカが」と言いながら、「とりあえずこれで仕事を始めて」と言って100万円の束を投げるようによこした。はは~ん相当ご立腹だな。と思った僕は(どんな女性ですか)と聞くと「像が口紅をぬりまくっているような女だよ」と、大変ご立腹のご様子。多佳子の運んできたお茶を飲みようやく落ち着いてきた依頼人に顛末を聞き出した。僕は、探偵としての能力はないが弁は立つ(と、自分では思っている)それから色々聞いてみるとマルヒの夫は開業医、しかも産婦人科でぼろ儲けしているいるご様子。写真を見るとなかなかの美男子である。その夫が(象さんが口紅をつけたような看護婦)と懇ろになって、象さんから(彼はあんたにこれっぽっちの愛情も残っていないんだからさっさと出ていきなさい)と言われたらしい・・・・