探偵日記


2026・07・29 水曜日 ☀




抜けるような青空。早起きして、9時過ぎに事務所に着く。あと10日余りでお盆休み。山口県下関市(昔は豊浦町といった)へ。目玉は13日に行われる「関門花火大会」下関と対岸の文字から競って打ち上げられる花火は圧巻である。それと、懐かしい友と会うのも大きい楽しみだ。しかし、良く思うことがある。僕や地方に根付いた同級生もたくさんいるが、依然として地元で暮らしている者も居る。その中の数人が同窓会などの集いに全く出てこないのだ。何故だろう?悪ガキだった僕だが彼らを殴ったことはないし嫌われるようなことをした覚えもない。だから、決して僕を敬遠しているのではないだろうと思うのだが。単に出不精なのか?とも思うが、まあ、人それぞれ。と、思うしかないのかな~




依頼人 2-5




某日、親しい弁護士に呼ばれて事務所を訪問すると地味な感じの女性が座っており、その人が本日僕に紹介しようとする依頼人だった。一見、主婦だと思ったが案の定そうだった。ただ、違っていたのは、その頃、大いに儲かっていた美容整形クリニックの院長夫人だった。やがて、弁護士も加わり調査の打ち合わせと、方法や期間、そてと大まかな費用などを決め、先に僕が出て事務所に戻った。ちょうどお昼時だったので新宿駅の構内でうろうろしていたらその依頼人とバッタリ会った。僕としてはもう少し詳しい話を聞きたかったのでそう言うとその人も「私もまだお話したいことがあります」と言うので、近くの喫茶店に入り改めて話を聞くこととなったのだが、依頼人は「徹底的に調査をしたい」と言う希望だったのだが、弁護士の言い分に逆らえず少し不満だったらしい。それから改めて話し合ったのだが、その依頼人とは長いお付き合いになった。