探偵日記


2026・07・18 土曜日 ☀




土曜日だが、午後来客の予定があり10時過ぎに事務所へ。世間は3連休の初日で電車も空いていた。朝起きて、パンと牛乳、野菜ジュース、飲むヨーグルト、などで健康的な朝食を済ませ🚿をして着替える。のは、僕の朝のルーティン。明日は掃除と洗濯しなきゃあ。などと思いながら駅へ。今日はいつもと違う方法で行こう。と考え、まずバスで丸ノ内線「新高円寺」へ行き、地下鉄に乗り換え「新宿」下車。徒歩2分で1105号室に着く。




依頼人 2




あの依頼人どうしてるかな。と、時々思い出す青年がいる。年のころは40歳位真面目を絵にかいたような人だった。依頼の内容は(結婚相手の身元調査)だったが、調査に着手してみてすぐに(アレ、これは変だな)と思った。彼が僕の事務所に駆け込むに至った理由は(どうしてもその女性と結婚したい)一心だが、聞いてゆくうちに(世の中こんな初心な人もいるのかと)呆れたものだった。家は、母一人に自分だけ、という典型的な母子家庭。依頼人は高校卒業後、地元の町工場に就職。母は父の残してくれた遺産で何不自由なく生活出来ている。ただ一つ、一人息子の結婚と孫の顔が見たい、見せたい。というのが二人の共通の願いだった。しかし、職場には大勢の女子は居るが全く縁がなく、仕方なく結婚相談所に行くが、そこでも良縁に恵まれず、悶々としていたずらに時が過ぎるばかり。そんな時、スポーツ新聞の小さな広告で渋谷の結婚相談所まがいのところを見つけたのだが・・・