探偵日記 02月08日木曜日 晴れ
朝ご飯を食べてスマホを見ると中央線の快速が運休しているとの知らせ。まあ毎度のことだから驚かないが、今日のは僕の利用する阿佐ヶ谷駅のこと。人身事故で上下線が止まっているらしい。今日は11時に依頼人が来所の予定。9時半頃に運転再開とのことだからまあ心配はない。9時にシャワーして家を出る。駅に着くと警察と消防が何やら話し合っている。事件性が無ければ事故か自殺。ちょうど今、そんな内容の本を読んでいる。痛み止めの副作用でホームで意識を失った人が転落して死亡した件、製薬会社はいち早く自社の薬との因果関係を知り隠ぺいを図ろうとしている内容。まだ最後まで読んでいないのでどのように進展するのか分からないが、恐らく世間の知るところになるのだろうと思うが。
それでまた、あのことを考えた。丸の内のA弁理士のこと。事務所のトップはマスコミの取材に対し、たかを括って無視したが果たしてそれで済むと思っているのだろうか。先日、弁理士会の重鎮と面談した。僕が、弁理士の世界はそんなに緩いのかと質問したのに対し、彼は「決してそんなことは無い。」とおっしゃっていた。僕もそうだと思う。ついでに、我が国や国民に一番欠如しているものは何か。という自説を申し上げた。「危機管理の意識の無さ」である。彼もその通りだとおっしゃっていたが、丸の内のK事務所、近々(しまった)と臍を噛む日が来るだろう。