探偵日記

探偵日記 12月17日火曜日 曇り時々雨

前にも書いたが子に時期「喪中のハガキ」が沢山届く。今日もお二人から届き、いずれも98歳97歳と高齢で、その人としては大往生、親族の皆さんも納得されたのではないかと勝手に思う。
良くある程度まで生きて死んだ場合、「お祭り」みたいなものだ。と聞いた。まあ、お身内にとっては100歳200歳と生きてもらいたかったのかもしれないが「老醜」をさらすのが本人にとっていいことなのか分らない。
日曜日のゴルフ。風邪気味で朝から熱があり、担当で、馴染みのキャディさんが困った顔をなさるほど酷かった。得意のドライバーも、アプローチもシャンクの連続で、一緒に回ったメンバーが「福ちゃんどうしたの」と聞くぐらい。終わって、阿佐ヶ谷に帰り表彰式を兼ねたパーティを、阿佐谷北の名店「えん家」でやったが、僕は焼酎を一口飲んだだけで、お開きになったら早々に帰宅した。
翌月曜日は数時間至福を味わい納得した。人生山有川有り面白い。今日は何時ものクリニックへ。ドクターに風邪気味でいが重いと訴え薬を処方してもらった。単純な僕はもうこれですっかり治った気分になれた(笑)

ゆうこ 2

しかし学校の周囲は畑と山だけ。ボーイフレンドと遊ぶ場所などない。他のカップル同様寮内でこそこそ逢引きを重ねた。何度か母親が担任に呼び出されたが大事に至らず無事卒業でき、卒業と同時に計画どおり東京の大学に入学できた。ゆうこは「私は海外で通用する女性になりたい」と親を説得。ちょっと御幣はあるが(名前が書ければほとんどの人は入れる)学校である。
上京後、ゆうこがまずしたことは(アルバイト探し)2月生まれのゆうこは18歳になっていた。早速その種の雑誌を買い求め銀座の蝶高級クラブにもぐりこむことに成功。ゆうこの家庭は過疎の村ではハイレベルで、父親は中小企業ながら社長であり、母親は薬剤師。娘を東京の大学に出すぐらいなんでもなかった。それでも、寮生活の不自由さを身をもって経験したゆうこは両親の希望に反し、今どき流行のホームシェアでクラスメートとアパート暮らしを始めた。しかし、運がいいというのか、間違ったというのかアルバイト初日、先輩ホステスに請われ座った客に口説かれた。・・・