探偵日記 04月30日木曜日 晴
駅前の居酒屋で簡単に夕飯をすませ帰宅。家でNHKの報道番組を見た。自民党の元幹事長「石破茂氏」が盛んに言っていた「数字を加工するな」という言葉が印象的だった。まあ、彼は確かに論客ではあるが、(いざと言うとき決断が出来ない)人らしい。だから、トップではなく、補佐役で能力を発揮できる人物と言う評価もある。僕も思う。このコロナ騒ぎが起きてから、加藤厚生大臣や安倍総理は本当のことを言っていない。ということは、感染者数やそのほかの数字は事実と反しているということ。1200万人の東京都民で4000余の感染者なんてありえない。国民を愚弄するのかと言いたい。これからまだ1ヵ月今の状況が継続されるらしい。50年以上の歴史を持つ我が犬鳴じゃあなくてTDAも幕を閉じる日が近い。
新宿・犬鳴探偵事務所 4-30
さらに、ボーイは「どなたかご指名ありますか」と聞く。(初めて来たからいないよ)と言うと、わ~という感じで、5~6人の女の子が席に着いた。その前に、少し工作を施していた。ボーイに(Hプロのえらいさんに勧められて)と言うと、彼は途端に態度を変えた。実は調査の過程で、そのプロダクションの役員が時々訪れていること、当時、ちょと人気の出ていたタレントが足しげく通っている情報を得ていたのだ。そして、偶然にそのタレントが取り巻きと来店していた。ボーイ君曰く「お呼びしましょうか」と言うので、犬鳴は(いや、いい。気を使わせては申し訳ないので向こうには内緒でな)と断って見せる。それだけで、周りのホステスは態度を変えた。初めて知ったのだが、ヘネシーよりランク上のキューベとやらの水割りを飲み、彼女たちには(好きなものを飲みなさい)と言ったものだから途端に応対が変わり、もう馴染みの上客扱いである。犬鳴は周りを見渡し、遠くに座っている一人のホステスを見ながら、(彼女俺の好みだよ。)と言うと、「じゃあ呼びましょうか」ということになり、そのホステスがやってきた。本当のことを言うと犬鳴の好みとは真逆のやけ火箸のような細く色黒だったが、この日の本当の目的は彼女に接近することだった。・・・・