探偵日記


2020年09月02日水曜日 小雨




今日は友人とプライベート⛳️6時駅で待ち合わせ。あいにくの☂️予報では夕方以降だったが。




新宿・犬鳴探偵事務所




まあ、病気だから仕方ないがいろんな意味で中途半端である。ただ、こうして車の中でさえ安心できない のは可哀想にも思う。(じゃ、首都高に上がりましょう)と言って新宿に向かう。その間も彼女は無言を貫く。どう見ても優秀な人であることは間違いない。被害妄想は顔には表れないのだろう。ミラー越しに観察したがなかなかの美形だ。




高速に上がってやっと声を出した。[あの〜敵はかなりの数ですけど大丈夫ですか?]と聞く。こんな時、探偵は自信を持って応じなければならない。例えば、僕が、う〜ん、とか、いや〜なんて曖昧な態度をとると依頼人は不安に感じるだろう。犬鳴は、(とにかく僕に任せて下さい。事務所の総力を上げてあなたを守ります。)と言った。彼女は初めてニッコリ笑った。ーー