探偵日記


2022・02・18 金曜日 ☀




午前中宅急便が届くというので早めに事務所へ。昨日受件した「特殊実態調査」今日から調査開始。何時ものことだが(上手くいくといいのだが)と案じる。我がTDAは、過去の案件をそつなくこなし、或る時は依頼側が喝采を上げるような結果を出してきたから、今も生き延びている。ただ最近は、かなりレベルが低下していることも否めない。何故か?調査員のポリシーが変化してきたのだろうと思う。現在の、というかここ十数年の調査員を見ていると、(真面目でセオリー通りに動いている)が、その先の一歩が不足している。僕が若い頃は(こんなことを言うと彼らは、時代が違います)と反論する。確かに、探偵業務の環境も大きく様変わりした。特に、毎度言うようだが、個人情報保護法が施行されて以来、内偵(聞き込みや、情報収集)が困難になり、またある一面(探偵業法)により、動きが委縮している。昔の探偵は、刑事の様に(現場百回)で、難しい現場には足しげく通ったものだ。今は、(そんなことをしても収入が上がるわけじゃなし)なのか、熱意というか、情熱が不足しているように感じるのは年寄りの戯言か・・・