いまどきこんな人も居た(無形文化財申請)

今日は夕方Kさんに報告する日。たまたま知人の友人ということもあって、調査費は頂かない約束である。僕は、探偵の仕事が大好きなので、時々、こんなことをして、事務所の連中に白い目で見られている。ただ、断っておくが、自分自身のことや趣味やではやらない。例えば、昔の恋人が今どうしているかなあ。と思っても、また、付き合っている恋人(残念ながら彼女いない歴ウン年?)のことなど決して着手しない。今日報告する内容は、依頼人はアラホー。対象の男性は渋い中年。依頼人は毎日行くコンビニで一目ぼれしたという。調査の目的は、「男性に奥さんが居るかどうか」の一点である。僕は、暇をもてあましているので、或る日、そのコンビニに行って見た。依頼人がポーとなるぐらいだから、さぞかしと思って見ると、悔しいけど、(どうして)僕の想像以上だった。堀の深い顔(僕はやや濃いいこんな顔は嫌いだ・・・僕の気持ちは関係ないの)スポーツマンタイプで、知識レベルも低くなさそう。応対も如才なく、僕に比べればまだまだ「男盛り」って印象。

ただ、へっへ(笑)男性の左手にしっかり結婚指輪が光ってた。

調査は水も漏らさぬようきちんと裏づけを取り、奥さんの名前はもとより、極めて中睦まじいことなどなど、所見も交えて報告した。それでも彼女は、「ずっと想い続ける」ってさ。韓流風に、(アイゴー)但し、我々業界の主務官庁(警察庁)では、この種の調査依頼を引き受けてはならない。と指導されている。僕は、この依頼人がストーカーにならない。ことを信じて引き受けた。だって、彼女には、何よりも大事な二人の子があり、勿論オットトもいる。加えて、なにより非常に理性的なのだ。