
探偵日記
2020.12.16 水曜日 晴 この時期、お歳暮や、そのお礼の手紙、また、喪中のハガキが多く届く。そんな中に顧問先から方位や易学のカレンダーがあった。僕は二黒土星なので見ると、10年に一度巡ってくる本厄にあたるらしい。何をしてもダメ、健康、経済、愛情や勝負運すべて×と書いてあった。こんなことは全く信じない僕も、ここまで悪く書いてあると考えてしまった。これはコロナどころじゃないかもしれない...
2020.12.16 水曜日 晴 この時期、お歳暮や、そのお礼の手紙、また、喪中のハガキが多く届く。そんな中に顧問先から方位や易学のカレンダーがあった。僕は二黒土星なので見ると、10年に一度巡ってくる本厄にあたるらしい。何をしてもダメ、健康、経済、愛情や勝負運すべて×と書いてあった。こんなことは全く信じない僕も、ここまで悪く書いてあると考えてしまった。これはコロナどころじゃないかもしれない...
2020.12.15 火曜日 晴 今年も後半月、年賀状書きに追われる。毎年同じようなパターンで同じように苦労する。それもこれも、同級生の一人が言った言葉(福田宛名ぐらい手書きしろよ)のせい、僕は心の中で、(お前たちはいいよな、せいぜい数十枚だろう)と悪態をついた。毎年この時期になると彼を思い出す。 不倫 16 それから数日国家公務員のキャリア女性の調査は続いた。以降、デリヘルの...
2020・12・12 土曜日 晴れ 最近は嫌なことが多い。昨夜も信号が青になったので渡りかけたら後方からスピードを上げた自転車が来て、(オイ、馬鹿野郎)と、怒鳴って走り去った。その自転車は横断歩道を斜め駆けし、危く跳ね飛ばされそうになった。運転していたのは若い男性。何なんだ。と思ったが、不幸な人なんだろう。と思うことにした。円満で平穏な生活が出来ている人は決してそんな態度はとらない。先日、...
2020・12・11金曜日 晴 9時半、中央線に乗る。車内で若い茶髪のあんちゃんに思い切り足を踏まれた。(痛い)と言ったにもかかわらず知らん顔。(あ失礼)とでも言えばいいのに。と思ったが、その程度の人間だろうと思い、ちょっと睨んでやっただけですませた。最近はこんなことぐらいでは腹も立たない。 不倫 14 某日、事務所に若い男が訪れた。大手広告代理店のNさんの紹介だという。僕の部...
2020・12・08火曜日 晴 いい天気だが午後は風が強くなるという。僕は雨も嫌いだが風も嫌だ。とにかく貧困家庭に育った割には軟弱に出来ている。そんな奴でも務まるのが「探偵」なんだろうか。若い頃、勤務していた神田の探偵事務所の先輩に誘われてバイトをした。理由を付けて休暇を貰い同僚3名で高齢の女性の浮気調査を行う。2月の超寒い日、マルヒの自宅は細い路地の奥にあって車を停めておくことが出来ず立...
2020・12・07月曜日 晴 数日ブログの更新をサボった。特に時間が無かったわけではないが精神的な余裕が乏しかったようだ。どこかで、現在の負の連鎖から好転するための決定的な出来事が欲しいと思う。今日は、13時にテレビ局の関係者と会う。(こんなのどうでしょうか)と、新しい企画を局に売り込む算段のようで、僕及び事務所が協力することになるかもしれない。みんなこのコロナ禍の中もがいているのかもし...
2020・12・03 木曜日 曇りのち晴れ 最近私生活でも本当にいいことが無い。師走にバイオリズムの低下は良くない。気分転換にと、伊勢丹でジャケットを買ってみた。明日から日曜日まで地方出張だが、何だか寒そうだ。超寒がりの僕は生まれがソウル(当時は朝鮮の首都京城ー断っておくが純粋な日本人)冬ともなれば氷点下の日が続くが僕は6月生まれ。1歳から育ったところは山口県西部、そんなに寒くない。(笑)...
2020・12・01 火曜日 晴 何時もの朝、何時もの手順でルーテインをこなす。ちゃらんぽらんの僕だが決めたことを省略すると気分が悪い。少々勝手な言い分だが約束を守れない人とは付き合えない。というわけで、一生孤独を強いられることになる。 不倫 11 次の日、正午、マルヒは少し着飾って家を出ると東横線で横浜へ。調査員2名追尾。駅西口に出て近くのコンビニに入った。サラダ、弁当2つ、...
2020・11・30月曜日 晴 冬らしい天気で、外を歩くのは気持ちいい。今日で11月も終わり慌ただしい師走となる。コロナのニュースに明け暮れる1年となったが、来年も再来年も続くだろう。そんな環境の中で「探偵」の世界はどう変わるのだろうか?そして、我がTDAの12月は・・・ 不倫 10 「妻を調べてください」50歳ぐらいの男性が我が貧乏事務所を訪れたのはちょうど今頃、街を歩けばあ...
2020・11・27 金曜日 晴 探偵稼業もだんだんやりづらくなる。警視庁の探偵業担当の話。ここ数か月、かなりの数の廃業届が出されているという。原因はコロナ禍で、仕事が入らないため事務所を維持できなくなったのだ。他人ごとではない。我が貧乏探偵事務所も廃業寸前である。親しいカラオケ仲間の友人が言う。「福ちゃん、毎日浮かれて遊んでいるけど体でも壊したらどうすんねん」心配しているのか、はたまた希...