探偵日記

12月 23

探偵日記 12月23日土曜日 晴れ
一昨日の木曜日、所用で神田まで行く。少し早く着いたので(ああ、そうだ)と思い立ち、今から46年前、僕が最初に探偵事務所を開いた場所に行ってみた。東口のみずほ銀行の裏、駅から1分の好立地にあるビルだった。変わったのは駅前とみずほだけ、その裏に行くとほとんど変化していない。バブル時期の地上げに取り残されたのだろうか。有った有った。当時はそんなに古く感じなかったが、今見るとメチャクチャ。何と、一階は八百屋になっていた。懐かしく散策した後居酒屋でお昼の定食を食べた。
今日は土曜日だけど、年賀状を書くため事務所へ。年末が何となく慌ただしいのは年賀状のせいかもしれない。(さあ書くぞ)と張り切っても根が続かない。もうすでに牌がちらつく。(笑)

結婚詐欺師 4

嘘をついてお金を得る。これが一般的な詐欺だろうと考えるが、果たして、丸の内の弁理士Aの場合、詐欺と言えるだろうか。前にも少し書いたが、数年前或る女性から依頼されて調べた男の事、これがものすごい嘘つきで、A弁理士同様、未婚と称しているが実際には綺麗な女房殿と可愛い子供が二人いた。その上(氏名、生年月日、出身校、勤務先、趣味)全て嘘だった。僕は、報告書を渡しながら、(反省させてあげようか)と聞くと、依頼人は「結構です。お金も取られていないし、金持ち喧嘩せずって言うじゃあないですか」と言う。ちょっとイラっとした僕は、(でも貴女は心を盗まれたでしょう)と言ってやった。したがって、そいつはまんまと「薩摩の守ただ乗り」で逃げ切った。弁護士も言う、「婚約指輪を貰うとか、はっきりと結婚と言う言葉を用いたとか、複数の第三者が二人の関係を、結婚を前提としたもの。と、証言するとか、何か確固たる証拠が無いと難しい」と。じゃあ、嘘をついて相手を悲しませても、それは罪ではないのか。
また別の話。やはり既婚者がそれを隠して未婚の女性と交際した。その女性は、彼の子を2度中絶したあげく、女性の母親とも会って「結婚」を仄めかした。女性は弁護士を立て損害賠償の請求を行い相応の額を受けとった。
しかし、と思う。事例の二人はしがないサラリーマン。だけどAは、豊田真由子じゃあないが(違うだろう)と思うのだが皆さん如何?