探偵日記 02月19日火曜日 曇りのち雨になるとか
おしなべて現代の日本人、特に探偵の僕にとって「携帯電話」アイホンは命の次位に大事なものである。このことを改めて痛切に思い知らされたのは昨日のこと。18時半から阿佐ヶ谷で開かれる飲み会に参加するべく中央線に乗り、駅に着いたところでぽっけに携帯の無いことに気づく。時は5分前、暫し考えたが(まあ明日取りに行きゃあいいか)と決め会場へ。忘れた場所は、僕の大好きな「某所」飲みながらあれこれ考えているうち妙に不安になった。そこで友人の携帯を拝借し、某所を検索。電話番号を知り友人の携帯から架電。便利である。もしもしと僕「ああ、福田さん携帯でしょう」某所の責任者は笑いながら「お届けしましょうか」と言う。それじゃあ悪いからと断り(明日昼ぐらいに頂きに行くよ)と言って切ったもののなんだか落ち着かない。そうだ、調査員に取りに行かせてここまで持ってこさせよう。と思ったが、調査員の番号が分からない。どころか、自分の家の番号もうろ覚えではっきりしない。万事窮す。2時間後、某所まで引き返した。「携帯を落としただけなのに」少し前に読んだ本。大変面白かったが、これからは他人事ではないと思った。みなさまもくれぐれもご用心。