探偵日記

探偵日記 08月26日月曜日 曇り

土日といい天気だったが今朝は曇り。今日は4件の予定があり数人の人と会わなければならない。うち2件は会社で重要な面談になる。
昨日は無事整理が終了し夜は関係者とゆっくり夕飯を食べることが出来た。ただ、この先クリアしなければならない問題もあり、まだ当分は気の休まることは無いだろう。この数日は助走で、9月にはいったら本格的に走り始めなければならない。但し、フルではなく競歩ていどだろうが。

その夜、閉店後昼間ホテルで議員と逢瀬を楽しんだ女性を尾行。23時過ぎ店の前に調査車両と僕を含め3人の探偵が集合。あとの二人も女性を見ており僕が参加することもないのだが、当時はまだまだ元気で、しかも現場が好きだから積極的に加わった。0時過ぎ、最後の客を見送りにビルの1階にくだんの女性が姿を現した。アフターされたら厄介だな。と思っていたが、幸いまっすぐ帰宅するようだ。40代に見える女性は議員との6時間に及ぶ激戦でお疲れなのかもしれない。ママ(客との会話から女性がママであることが分かった)は電通通りまで出て、定められたタクシー乗り場から、七福タクシーに乗って麻布十番のこじゃれたマンションに帰った。・・・・・・・・・・
「素行調査」は、マルヒの相手の特定と人物の概略を加えて報告する。夫、または妻の相手がどこの馬の骨か分からなければその後の対応が出来ない。相手を見極めたうえで依頼人は取るべき手段を考える。僕は、相手がホステスであれば、(少し様子を見たら)とアドバイスする。一過性のものが多いし、ホステスにとって、関係するのはマルヒだけじゃあないこともある。損害賠償(慰謝料)を求めても払えない場合もあるだろう。それより、ちょっと我慢して様子を見て、続くようならまた考えればいい。と、思うからである。