探偵日記 1月21日月曜日晴れ
爽やかな月曜日、少し早めに散歩を済ませ、朝食後、仮眠せず事務所へ。久しぶりに、顧問のＭさんも出社しており世間話を交わす。Ｍさんは、元、警視庁の刑事さん。僕とは30年以上のお付き合い。といっても、情報交換等はご法度であるからまったくのプライベート的お付き合いである。数年前、退職後のお勤めも辞めたと聞き、是非というわけで、顧問として時々顔を見せていただいている。僕としては、若い調査員らがＭさんの経験談や、捜査のノーハウを聞いて、自分たちの仕事に役立ててくれればいい。位に思っているが。－－－－－－
しかし、ゴルフというものは難しいスポーツである。昨日、阿佐ヶ谷地区のコンペ（サンサン会ーー毎月第三日曜日に行われる）が開催され、僕はハンデ12で参加。特に良くもなかったが、平均的スコアで終盤を迎えた。僕の組は第4組目の最終組、キャディーさんも良く知っていて、毎回強豪が揃う。この日も、ハンデに恵まれている僕は優勝圏内であり、自分でも、恐らく優勝だろうな。と思ってプレーしていた。最後から2番目の17番ホール。ドライバーのショットはやや左に行き、バンカーに掴まった。それでも距離の無いミドルホールなのでちょいと出し、3オンすれば悪くてもボギーで上がれる。最終ホールが短いロングホールなので、パーかボギーで上がれば間違いなく優勝だ。
と思っているのに、ちょっと欲を出し、もってはいけないクラブで冒険をする。結果は、チョロッって次のバンカーへ。3打目は砂と雪の間にあるボールを打たなければならなくなった。僕としては非常に上手く打てた。と思ったボールは、木の枝に当ってショート。寄せも上手くいかずこのホール、ダブルボギー。次の最終18番ホール。ドライバーもまずまずで、3打目がグリーンエッジ。上手く寄せて1パットならばパー。2パットでも優勝である。ところが、得意のサンドウエッジで打ったら、トップしてグリーン奥のラフへ。第5打目はざっくり、次がまたトップ。何と上がってみたら9。優勝のＴさんがネット78、僕が81.あ～あ。ゴルフは本当にメンタルなスポーツで奥が深い。－－－－－－