探偵日記 2020年08月わー15日


土曜日、今日は終戦記念日、75年前僕は満1歳。まだ朝鮮の京城(現在のソウル)にいた。3ヶ月後釜山から最後の引き揚げ船で博多に着き、事情があってその後山口県の片田舎に移り18歳まですごした。何のための戦争だったのか?と、疑問に思う時もあるが、その時代の風がそのように吹いたのだろうと思うことにしている。




開業医に関する素行調査




その後も依頼人とは繁く会った。気が合うというか、彼女も僕の下手なジョークに転げんばかりに笑い、憂いを忘れて帰ってゆく。人助けとか、そんな高尚な気持ちではない。僕自身のタメでも有り、探偵が負わなければならない種類の、説明は難しいが[性]のようなものか。




しかし、事務所にとって経済的になくてはならない依頼人の一人だったことも否定できない。それからも、繰り返される尾行、不倫相手の身元調査、果ては、その看護婦の母親の尾行まで行い何と不倫の現場を押さえる結果となった。ーーー